★坂東三十三観音巡礼記 第七番 光明寺★




さて、第五番の勝福寺の後は第七番目の光明寺に向かいます。
こちらは神奈川県平塚市にあります。


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第五番の勝福寺からは、足柄駅から小田急線に乗り、秦野駅で降りて平塚行きのバスに乗りました。
20分ほど田園風景と箱根の山並みを眺めると、バス停「金目駅」にたどり着くことが出来ます。


 


もともと、駅というのは鉄道駅ではなく、(鉄道などなかった時代に)馬をたくさんストックしておく場所でした。

江戸時代、各地方へ早馬を飛ばす必要がある時に、同じ馬では疲れてしまうので、要所要所で馬を交代させる必要がありました。
そのための馬をいつも用意しておく屯所が街道沿いの要所に造られるようになり、これを駅と呼ぶようになったのです。

この話を思い出すとき、かつて数百年も前の昔に、幕府からの大切な用件を携えた馬がここまで走ってきて、新しい馬に交代し、また駆け抜けていった・・・
そんな事もあったのだろうか、と往時の様子を想像してしまいます。


▼バス停を降りて、金目川を渡ります。
 知る人ぞ知るマニヤックな川ですw

 


▼着きました。ここが金目山光明寺。

 


なんでも、このお寺には不思議なお話が伝わっております。
大宝二年(702年=1307年前)に、大磯の浜で海女の桶にいつの間にか小さな金剛仏の仏像が入りました。

それを見た修行僧が、「これぞ聖徳太子の作られた仏像に違いない」と教え(どんな根拠があってそんな事を言うか分からぬがw)、その海女はその金剛像を大切にお祀りした。

これが、今に伝わる光明寺の始まりだそうです。
なお、現在は秘仏となっており、次回のご開帳は2034年だそうです。



▼旅人には必需品だったわらじ。
 今では大きなわらじが奉納されています。

 


▼山門では大きな赤提灯が出迎えてくれます^^

 


▼山門をくぐれば、実に素敵な本堂に心を奪われます^^
 これは、平塚市最古の建築物だそうです。

 


▼参詣前に、心静かに鐘をつきます。 
この鐘は正平七年(1352年=652年前)に造られた、県の重要文化財。

 


▼本堂内にはたくさんの折鶴が奉納されていました・・

 


▼おびんづる様。
 体が悪いとき、おびんづる様の同じところをなでましょう。
 (たとえば、腰が痛ければおびんづる様の腰をなでる)
 きっと、その痛みを引き受けてくださいます^^
 自分は眼が悪いので目をナデナデさせていただきました^^

 


▼江戸時代から続く水琴窟(すいきんくつ)。
 竹に耳をあてると、美しい音色が・・・

 


▼左側のお地蔵様、これは何に乗っておられるのでしょうか。

 


▼この中には七福神様が祀られています。
 忘れずにお参りしましょう^^

 


▼本日頂いた御朱印。
 のびのびと、そして力強いお筆が素晴らしい^^

 



本日も本当に素敵なお寺を拝見させていただき、大満足です。
第五番目の勝福寺と合わせ、いろいろ寄り道してしまったので2カ寺しか巡れませんでしたが、今後はこんなマッタリペースでゆっくり巡ろうと考えております。

こんな素晴らしい出会いに、感謝して合掌。




なにごとも いまはかなひの 観世音
 二世安楽と たれか祈らむ






  


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