×

[PR]この広告は3ヶ月以上更新がないため表示されています。
ホームページを更新後24時間以内に表示されなくなります。

★坂東三十三観音巡礼記 第九番 都畿山・慈光寺★


本日からいよいよ神奈川県を離れます。
今回は埼玉県にある古刹を訪れました^^




▼自宅から電車に揺られること3時間半。
朝九時ごろ、東武越生線の終点・越生(おごせ)駅に到着です^^

 


朝ごはんを食べてなかったので駅前で何か買おうと思ったけど、駅前にはさびれた八百屋と雑貨屋、地方銀行くらいしかありませんでしたㅠㅠ

▼そんなこんなしてると村営バス到着^^;;

 


なにしろ1時間に1本ですので乗るっきゃない。
一日乗車券(500円)を運転手さんから購入し、一番前の席を確保。
っつっても乗客は自分を含めて2人だけ・・w

▼しばらく街を走っていたが、ぐんぐん山道へと入っていきます。

 


▼このバスの運転手さん。
とにかくお話大好き!!

 

「お兄ちゃん、どっから来たの?」と問いかけられたのをきっかけに、この村の歴史や、今回行くお寺の見所などをじっくり教えていただきました^^
そんな会話に話を弾ませてると、いつしか山深き閑静なお寺に到着^^

▼ついに着きました、ここが都畿山・慈光寺(ときさん・じこうじ)です^^

 


自宅を朝6時半に出発し、到着は10時半・・・
実に片道4時間の道のりでした^^:

このお寺の歴史は古く、白鳳七年(673年)、慈光老師がここ都畿山にこの寺を開き、弟子の慈訓に千手観音像を作らせ、安置したのが始まりとか。

その後は修験者の修行場として繁栄を極めたという・・・。


▼緑に囲まれた鐘楼が何ともステキです^^

 


▼鐘楼で鐘をつき、御参りに挑みます^^

 


▼樹齢千百年を越えるという多羅葉樹の古木。

 


天台宗開祖、最澄(伝教大師)の弟子、慈覚大師がお植えになったもの、とのこと・・・
県の天然記念物に指定された霊木である。

▼内部が腐ってしまい、治療されている。

 


近くを掃除していたお坊さんに色々と、この多羅葉樹についてお話を頂きました。
千年を越えて多くの人を見守ってきたことや、何度も枯れかけては治療され、何十回と復活をしてきたこと、たくさん実はつけるが、その実を植えてもなかなか芽が出ないこと、紙が貴重だった時代に、葉に傷をつけると黒く傷が浮かび上がり何年も消えないことを利用して紙として使われたことなど・・・
実に、いろいろと興味深いお話を頂くことが出来ました。

実は、事前に予習して行ったこともあり、このお寺の、この多羅葉樹に会いに行く事が大きな目標だったことを告げると、お坊さんは 葉を2枚とり、念を込めてくださいました。
これは、またとないお土産です。

▼これがその葉2枚。

 


いつまでも大切にしたい宝物になりました^^


▼さて、本堂を後にして観音堂へ。
歴史を感じさせるたたずまいです。

 


この中の十一面千手観音は左下に一本だけ手の甲が正面を向いた腕があるらしい。これは母が子を背負う慈悲の象徴であるとされています。


▼屋根の軒下の木馬。
左甚五郎の作といわれ、夜になると動き出して畑を荒らすので、ここに吊るし上げられたのだとか。

 


▼観音堂の周囲には古き石仏たちがひっそりと並びます。

 


▼6月にしかお目にかかれないアジサイ^^
なんだか、ここまで来たご褒美のようにキレイです^^

 


▼境内から眺める風景。
深く青く、どこまでも続いています。

 


▼今回の御朱印です^^
やはり坂東三十三観音はどのお寺も素晴らしい御朱印ですね^^

 


この他にも宝物殿を拝見し(撮影禁止だったので写真はない)、たっぷりと堪能して、慈光寺を後にしました^^


ちなみに、越生駅からちょっと離れたところに「弘法山観世音・弁財天」なるお寺があると聞き、ちょっと寄り道^^

自分は幼少の頃より弁天様が好きなので(観音様は最近)、これはぜひ寄らねば!! と意気込んで向かいました^^


▼本堂^^
こじんまりしたステキなお寺^^

 


・・・と、窓からお坊さんが見える・・・
なんと、昼ごはん中!!! これでは御朱印は頂けないか・・と思っていると(お昼時間帯は避けるのがマナー)目が合って、手招きをしてくださいました。

そのお坊さん、そろそろ80才になろうかという高齢ながら、実に闊達。
「どこから来たの? へぇ!! 横浜!!・・・」に始まり・・

「昔、横浜では大空襲があって・・・ そのころワシゃ高校生で野毛にいて・・・ 昔はタバコや酒は国の専売特許で・・・」


・・・・昔話 キタ━(゚∀゚)━!!

御朱印を書いてからも、完全に筆を置いて、初恋の話やら戦争の話やら・・・

普段だったら人生の大先輩のお話、ありがたく頂戴するんですが・・・

下にタクシー待たせてるんだよね(ノ∀`)
申し訳ない気持ち一杯でお話をさえぎって帰ってこようとしたら、なんと弁天様の御姿(を描いた有り難い紙)を頂きました^▽^

で、こちらが弘法山の弁天様と観音様の御朱印^^

 


タクシーに戻ると、運ちゃんがニヤニヤしながら「やっぱり捕まったでしょ、あそこの坊さんは話好きで有名だから」と満面の笑み。

いやはや参った。

そんな思い出を胸に、タクシーで越生駅へ戻り、第十番目の正法寺に向かいます。




聞くからに 大慈大悲の 慈光寺
   誓いも共に 深きいわどの



    

  


トップへもどる