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★坂東三十三観音巡礼記 第二十一番 八溝山・日輪寺★




二泊三日の旅もいよいよ最終日を迎えました。
本日の目標は、関東地方に散らばる坂東三十三観音の中でも最大の難所とされている日輪寺です。



拡大地図を表示


標高1022mの八溝山のほぼ8合目にある日輪寺。
ここからは太平洋はおろか、富士山まで眺めることが出来るといいます。

寺伝では、役行者が開き、大同二年(807年)に弘法大師が十一面観音を刻んで霊場とし、その後慈覚大師の来山で天台宗に改めたのだとか。

室町時代には大いに栄えたが、その後の火災や明治時代の廃仏毀釈運動により、今は小さなお寺になってしまったという。

毎年12〜1月は閉山となるので、参拝には注意を要する。


さて、本日はJR水郡線の常陸大子駅から蛇穴行きのバスで45分、さらに終点の蛇穴バス停から険しい山道を徒歩2時間という道のりです。

常陸大子の駅の近くにも民宿が何軒かあるそうですが、水戸駅から始発に乗って常陸大子の駅まで行っても始発のバスに乗れるので、今回は水戸を6:20分に出る常陸大子行きに乗りました^^

  


この汽車(電車ではない)で7時45分に常陸大子駅に到着。

  


蛇穴行きのバスは7時55分に出発です。
ちなみに、これを逃したら次の10時42分のバスまで待たなくてはなりませんw

  


バスに乗ると、いまどき珍しい木の床です^^

  


ガタゴト揺られて、終点の蛇穴バス停に到着!!

  


バス停のある坂を登っていくと、すぐに案内看板が見えるので分かりやすいです^^

  

  


登山口の手前にある、冷たい岩清水で手を清め、顔を洗い、ノドを潤し・・・^^

  


いざ、徒歩2時間の登山道へ^^

  


坂東観音のガイドブックには目印として「後藤商店」が載っている事があります。写真奥の建物がそれかと思われますが、営業している様子はありませんでした。

  


延々と山道を歩きます。
一心に観音菩薩の御名を唱え、リスやサルの姿を横目に、車に踏み潰されたクリの実をよけながら・・・

ただ一心に。

このアスファルト道路を登っていけば、一本道なので迷うことはありません^^

  


途中、何箇所か眼下に雄大な山麓を眺める事の出来るスポットがあります。
その場に立ち、雄大な自然の営みを眺めるたびに、人間という存在の小ささを噛み締めながら、また一気に風を浴びて汗が乾いていく心地よさが味わえます。

1時間ほど歩いたところで、「八溝山遊歩道」の看板と、脇道への入り口が・・・

  


自分はこの登山道=近道と勝手に解釈し、うかつにもこの道を選んでしまいました・・・これが間違いだった。

確かに距離的には近道かもしれない・・・

しかし、特に階段が多くて・・・

急な山道を1時間ノンストップで登って、足の筋肉が疲れ始めた身にはけっこうこたえました。

まず、急な傾斜の下り階段。
自分は自重が重いので足に響く響く。

さらに、結構急勾配な登り階段。これはけっこうきつかったです。

距離は多少長くなっても、ゆるやかな登り坂のアスファルト道路を選ぶほうが絶対にラクだと思いました。

果てしない(?)階段を登りきると、一気に視界が広がります。
 
  


到着しました。ここが、八溝山・日輪寺です。

  

  


途中、何台かの車に追い抜かれながら、蛇穴バス停から1時間20分。
もう全身汗びっしょりです。

これ以上の有酸素運動があるだろうかw?

今でこそ舗装道路やバス路線などが完備されていますが、50年昔までは、皆さん全てを徒歩で登っていたわけです。
そのあまりの辛さに、ここだけは麓で参拝を済ませてしまう人も多かったらしく、「八溝知らずのニセ坂東」と揶揄されていたんだそうです。
でも、足の悪いお年寄りとかもいたんだろうし・・仕方ないですね、これは・・

境内には他の参拝者は誰もおらず、本殿に上がってお経をあげ、写経をおさめ、御住職としばし談笑し御朱印を頂きました。
そして、ここに祀られている弁天様の御朱印も頂きました。

昭和四十八年再建の本堂の横に、小さな観音堂がありました。

  


昔から大切にされている鰐口。

  


八溝山の弁天様です。

  


これが、八溝山・日輪寺の御朱印です^^
苦労が大きかっただけに、感動もひとしおでした。

  


これは弁天様の御朱印です^^

  


この後、見ず知らずの方が、歩いている自分を車で追い抜くときに声をかけてくださいました!!

なんと、見ず知らずの自分を次の二十三番・佐竹寺まで車で連れて行ってくださるという。

なんてステキなお方TT

本当は、これから歩いてバス停に行き。。バスを何時間も待って。。また汽車を待って。。という計画だったので、これで横浜に帰る予定でしたが、運よく次の二十三番の佐竹寺へと向かうことが出来ました^−^


感謝です!!

(しかも地元も近くてビックリした)

・・・というわけで。
見ず知らずの人(爆)と、車中で話に花を咲かせながら、二十三番目の佐竹寺へと向かいます。




迷ふ身が 今は八溝へ 詣りきて
 仏のひかり 山もかがやく


※この時に車に乗せてくださった方、もしこの日記をご覧になりましたらお手数ですが御連絡をお願いします。ろくにお礼もできずの別れとなってしまいましたので、一言だけでもお礼を言わせていただきたく・・・


 

  


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