行ってきましたお会式
(東京都大田区)

東京都大田区にある、日蓮宗の大本山 池上本門寺
東京23区内にしては珍しいローカルな3両編成の池上線にのり、池上という分かりやすい駅名の駅で降りて10分位のところにあります。

この池上本門寺は日蓮宗の開祖、日蓮上人が弘安五年(1282)年十月十三日に61歳で入滅された霊跡とされています。
日蓮上人は、棲みなれた身延山より湯治のために常陸国(現在の茨城県)に向かう途上で現在の東京都大田区池上の郷主・池上宗仲公の館で亡くなられたとされています。

この池上本門寺の周囲にはたくさんの日蓮宗寺院が並び、多くの信徒を抱えています。
毎年10月11日〜13日の三日間には日蓮上人の遺徳を偲ぶ「お会式法要」が行われ、特に12日の晩には30万人に及ぶ参詣者で賑わいます。
 
この日は街中で大きな万燈(花をたくさんつけたねぶたのようなもの)を囲んだ日蓮宗信徒がウチワ太鼓を鳴らしながら練り歩き、夜店も多く出て普段の下町とは違った装いを見せます。

平成22年のお会式では縁あってその賑わいを垣間見ることができましたので、ここに記録いたします。



お会式が近づくと東急池上線の起点、蒲田駅では万燈が飾られる。
都会的でセレブなイメージがもたれる東急だが、このように日本の下町に息づいた側面も持っている。日本の伝統と文化を守る心を忘れないで頂きたいと願うばかりである。

  


三両編成の池上線に乗り、池上駅に降り立った。レンガ積みの古いホームと木造のボロボロの駅舎。
しかし、この日一日だけはたくさんの人が乗り降りするラッシュな一日となる。駅の中の踏切も、今は人がいないが・・・・

  


電車がつくと、降りてくる人であっという間に埋め尽くされた。

  


普段は駅員の姿など見かけない駅なのだが、どこから出てきたのかたくさんの駅員が乗客の誘導にあたっている。

  


駅前商店街では、どこからともなく鳴り響く笛の音、うちわ太鼓の音、繰り返される南無妙法蓮華経のお題目。
そして楽しそうにはしゃぐ若者の声、声、声。

  


やがて、威勢よく振り回される纏(まとい)を先頭に、お祭りが開催された。

  


うちわ太鼓を鳴らしながら進む人たちの列。中には念仏を唱える人も。

  


  


日蓮上人の絵が描かれた行燈。

  


  


そして、この行列のメインとなる万燈。
行燈のようなもの、日蓮上人をかたどったねぶたのようなものなど、実にさまざまな種類がある。

  


  


  


  


  


  

これらは池上本門寺を中心に、街の至る所で見ることができる。
この日は所要により商店街の中だけで見ていたが、一度は本門寺まで見学に行きたいものである。

  


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