★志波彦神社・塩竈神社★



全国一の宮巡り、今回は宮城県の志波彦神社・塩竈神社(しばひこじんじゃ・しおがまじんじゃ)です。

  
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こちらは平成23年3月11日の東日本大震災によって甚大な津波被害を受けた塩竈市に鎮座されております。
下記の地図は塩竈市の津波浸水エリアと被害状況。赤い鳥居マークがある所が今回参拝した志波彦神社・塩竈神社です。
(画像をクリックすると大きな地図を別ウィンドウで開きます)

  

まず、この地震によって塩竈市では44名の尊い命が失われました。合掌。

今回の旅行でも、街並みはだいぶ新しくなっていたものの、至る所で破壊された自動車が放置されていたり、なぎ倒されたフェンスがそのままになっており、改めて今回の地震の被害の大きさを思い知らされたものです。

さて、今回も渋滞のない時間とETCの深夜割引を狙って夜中の1時を目途に横浜を出発。
ひたすら東北自動車道を走って、朝に到着したのは景勝地松島。かの廃人・松尾芭蕉がその余りの絶景ぶりに圧倒され、二の句を継げずに「松島や・・・ ああ松島や 松島や」との句を残したのはあまりにも有名な話です。

まず目に着いたのは、東日本大震災慰霊碑。松島町でも少なからず地震と津波による被害があったようだ。

  


まずは透橋(すかしばし)を渡る。橋の板と板の隙間が非常に広いので、橋の下の波がよく見える。
足を踏み外さないように注意が必要だ。

  


橋を渡り、松島のシンボル・五大堂へ。この五大堂は大同2年(807年)坂上田村麻呂が東国征伐の際に毘沙門堂を建立したのが初めとされる。
後に慈覚大師が瑞巌寺の前身となる延福寺を開基した際に大聖不動明王、東方降三世明王、西方大威徳明王、南方軍荼利明王、北方金剛夜叉冥王の五大明王を安置することによりこの名がついた。国の重要文化財。

  


この五大堂にはちゃんと御朱印があり、瑞巌寺で頂くことが出来る。

  


五大堂から眺める松島の光景。行きかう小舟、松の生い茂る小島たち。この良さはやはり実際に目で見て確かめたいものだ。

  


さて、松島を一通り見学した後はいよいよ瑞巌寺へ・・・と行きたいところだが、瑞巌寺門前の茶屋・宗房庵にて名物の「ずんだ餅」を堪能。
つきたて熱々の御餅に、爽やかな甘みのずんだ餡がからんで、うーん素朴なおいしさ。

  


さて、一休みしたところでようやく瑞巌寺の山門をくぐります。

  


まず目に入るのは、崖前面に穿たれた石窟。これらは公式サイトによると墓標という説明がなされている。
まるで中国・敦煌の莫高窟を思い出す。

  


こちらはどちらかというと、鎌倉によくある「やぐら」に似ていると思う。
鎌倉のお寺や神社の裏、山道やハイキングコースなどには今も無数のやぐらが残され、まんだら堂百八やぐらなどは有名である。

  


しばらく行くと「鉄道殉職者慰霊碑」なる巨大な碑が。碑の下には大きな動輪(機関車の車輪)が飾られていました。(画像の上にマウスポインタを置いてみよう)
鉄路に生き、命をかけ、職務に身を捧げた先輩たちに合掌、礼拝。そう、みうけんは いちおう 鉄道員なのです。

  


庭園は趣があり、いかにも日本的な風景。
訪れた外国の方々がしきりにシャッターを切っておられました。

  


瑞巌寺の本堂はあいにく大修理中。なんだか、自分がいくと修理中だったりしてシートで覆われている神社仏閣が多い気がする。
まぁオフシーズンの空いているときばっかり狙って行ってるから仕方ないっちゃあ仕方ないのかな。

  


瑞巌寺の御朱印を頂きました。

  


ここらでお昼になったので、事前に チェックしていた「廻鮮寿司 塩釜港 塩釜店」にて、寿司を堪能。
地元では人気のあるお店のようで、平日にもかかわらず結構な賑わい。やはり、職人さんの手で握ってもらう寿司は美味しいですね^^

  


さて、車で移動して今回の一番の目的地へ^^
その前に、近くにある「御釜神社」へ参拝しましょう。あくまでも塩竈神社の末社なのですが、塩竈の名の由来となった釜が安置され、塩竈神社に供える塩を精製する「藻塩焼神事」が行われるなど、特別な位置にある神社です。

  


社殿は小さな社です。

  


神竃は安置所にあり撮影禁止なので、代わりに竃をかたどったオブジェを・・・ これも何かの機能をもっているのでしょうか? それとも、ただのアート?

  


御釜神社の御朱印です。こちらは併設された社務所か、社務所が無人の場合は塩竈神社の御朱印所で頂けます^^
  
  


御釜神社への参拝を無事に終えて、そのまま志波彦神社・塩竈神社へと歩きます^^
こちらは大きくて広々!!

  


風情のある石段を登りつつ、神社を目指します。この石段が地味に長い。

  

ようやく見えてきた、志波彦神社・塩竈神社の門。

  


やはり一の宮。境内は広くて明るい。
  


豪華な朱塗りの門が迎えてくれます^^

  


本殿は工事中でしたが、参拝はできました^^
二礼二拍手一杯^^

  


神社の境内に保存されていた「甑炉型鋳銭釜」(こしきろがた いせんがま)。これも塩を作る道具・・・? と思いきや、銭を鋳造するために鉄や銅を溶かした溶鉱炉だという。貴重な産業遺産であるが、このように一式そろったものは極めて貴重だという。

  


この後、塩竈神社博物館で製塩業やクジラ漁業、塩にまつわる神事の展示資料をひととおり拝見し、御朱印を頂戴したのでした^^

 


さて、仙台市内にもどると、仙台七夕の飾り付けが本格的に始まっていました。
両脇に立てられた竹に七夕の飾り付けがなされます。

  


今回のホテル、「天然温泉 青葉の湯ドーミーイン仙台ANNEX」にチェックインした後は、仙台の花火大会を見学に。
206万人の人出、前年より大幅に増加したそうで東北の活気が戻りつつあるとニュースで報じられていました。
今回は有料の観覧席を予約したので、座ってゆっくりと、しかも目の前で見る事ができ、動画もバッチリ撮ってきましたー^^

  

  


花火と屋台の料理を堪能し、ホテルに戻ってから無料のラーメン(夜鳴きそば)も頂き、ゆっくりと風呂に浸かってグッスリと眠りについたのでした^^

  


翌朝、ホテルをチェックアウトして車を近くのコインパーキングへ。
街の至る所で七夕祭りの飾り付けが行われておりました^^

  


やはり、仙台といったら牛タン。商店街を抜け、牛タンの名店「旨味太助」にて牛タン定食をオーダー。
プリップリで塩気もちょうど良い牛タン、ネギたっぷりのテールスープ、ふっくらホカホカな麦ごはんに舌鼓^^
東北は食べ物がおいしくて好き^^

  


食後は商店街の七夕祭りや聖歌隊の歌を見学しました^^ 地元のお店のみならず、全国展開しているメガネ店やファーストフード、携帯ショップなども創意工夫を凝らした飾りつけを飾っていて見ていて楽しい^^

  

  


次は青葉城跡へ。伊達正宗が築城してから廃藩置県を迎えるまで伊達氏代々の居城であった。
現在は宮城県護国神社が建立されている。

  


とりあえず、参拝した後は御朱印を^^

  


境内の博物館には旧日本軍の軍装品や日本兵の遺品、軍艦や空母などの模型が飾られており見応えがありました。

  


現在、城の建築物はすべて失われており、わずかに伊達正宗の銅像のみが伊達家の居城であった事を物語っていた。

  


これにて二日間の行程は終わりを迎え、帰りに「道の駅 村田」へ寄り道。
道の駅じたいは大きくなくあまり魅力的ではなかったものの、併設されていた村田町歴史みらい館では恐竜の時代から現代に至るまでの歴史や風俗が紹介されており、なかなか見応えがあった。

  

  


旅の最後に、栃木県を通過。その際にせっかく栃木に来たのだからと、上河内SAの「レストランあさやホテル」へ^^
こちらで食べた宇都宮餃子定食はなかなかでした^^

  


こうしてお腹をいっぱいにさせたあとは夜の高速(豪雨!!)をひたすら走り、さらに大混雑の首都高速を抜けて無事に横浜に帰還したのでありました^^
仙台は福島に続いてなかなかステキなところだったので、また機会を見つけて行ってみたいと思ったのでした^^