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第1番 普門寺~第3番 竜珠寺(平成26年5月23日~27日)
ソウルに帰り、第2番の曹渓寺へ。
夕飯にカンジャンケジャンを頂き、市内を散策


さて、韓国33観音霊場・第1番目の普門寺の参拝を終え、往きにたどってきた道でソウル市内に戻ってきました。
しかし、まだ時間は15時を回ったところなので、そのまま第2番の曹渓寺(チョゲサ)へと歩みを進めました^^

曹渓寺はソウル市内の中心部にあり、交通も便利で何度も足を運んでいます。
ここは韓国のお寺を初めて訪れる日本人にもお勧めの場所です。

  




1910年僧侶の韓龍雲・朴漢永らにより創建された曹渓寺は、1700年におよぶ韓国仏教の歴史と伝統を代表する宗団である大韓仏教・曹渓宗の総本山として韓国仏教の中心としての役割を果たしている。

曹渓宗は釈迦牟尼の教えを根本にし、直指人心、見性成仏、伝法度生を宗旨としている。
基本となる経典、つまり所依経典は金剛経と伝灯法語で、座禅流儀の一つである看話禅で修行している。
また、ファソンである参禅遂行を根本にして看経と念仏、呪力修行などあらゆる仏教の伝統を受け入れている。

曹渓寺の境内には大韓仏教・曹渓宗の総務院があり、2005年11月、韓国仏教歴史文化記念館もオープンし、名実共に韓国仏教の中心に立つ寺院となった。 創建100年ほどになる曹渓寺は他の寺院に比べて歴史は長くないが、波乱万丈な近代韓国の仏教の移り変わりを見守ってきた。

午前4時から夜遅くまで、韓国人だけではなく外国人も、また、仏教信者じゃない一般の人まで、心の安らぎを求めて大勢の人が訪れている。さまざまな仏教関連の行事も開かれ、韓国の仏教文化を垣間見ることができる開かれた空間でもある。
日曜日の定期法会や各種の斎日法会には多くの仏教信者が参加し、平日に開かれる各種の仏教関連講座には一般人も参加しているなど、布教一番地としての役割を果たしている。

(公式サイトより)


今まで何度も行ってましたが、実は創建されて100年ほどなんですね。知らなかった。もっと昔からあるんだろうと勝手に思ってました。

さて、江華バスターミナルから3000番のバスに乗り、途中で乗り継いで、お寺すぐ近くのバス停までやって来ました。
そこから徒歩2分で曹渓寺に着きます。

駅で言えば1号線の「鐘閣」駅(종각=ジョ)が最寄りです。

韓国では、お釈迦様のお誕生日を盛大にお祝いします。
この日付は毎年変わり、だいたい毎年5月ごろ。今回旅した平成26年は5月6日でした。

イベントはほぼ終わっているものの、独特なボンボリ飾りはまだ残っていました。
こちらは大通りに面した山門です。

  


この、赤とか緑とか黄色とか青とか、色とりどりのボンボリ。
詳しくは忘れましたが、亡くなった人の遺族が肉親の供養のために奉納するもので、ぼんぼりの下には故人の名前が書かれた短冊が下がっています。
亡くなってから何年かで色が変わっていき、まだ亡くなったばかりの人のボンボリは白なんだとか!?

他には張り子の花や・・・

  


象などが。眼がかわいい^^

  


この日はもう終わっていましたが、イベント中は夜になると一斉に点灯され、それはそれは綺麗なんですよ。
何年か前に一度だけ見た事がありますが、とても幻想的な世界でした。

  


鐘を鳴らして祈りを捧げる親子連れ。
まぁ、子供はただ遊んでるだけなんでしょうけれど・・・

  


こちらが曹渓寺の本堂です。
普門寺に負けず劣らず、立派な色遣い^^

  


本堂内陣は、やはり撮影禁止です。
アメリカ人っぽい観光客が群がって写してましたけれど・・・^^:
中はやはり豪華絢爛。黄金に輝く三体の大仏様が鎮座され、その前ではたくさんの人がひざまづいて祈りを捧げていました。

本堂に参詣合掌して、次に見つけたのはこれ。
平成26年4月16日、韓国の全羅南道沖で過積載と違法改造を繰り返したフェリーが転覆沈没し、高校生を含む多数の乗員乗客が犠牲となった痛ましきセウォル号転覆事故。(詳細はウィキペディアで)

楽しい旅行が一瞬にして死出の旅となってしまったあまりに悲しい事故でした。

こちらにはたくさんの白いボンボリが飾られ、横断幕には「세월호 침물 사고 희생자」(セウォル号 沈没 事故 犠牲者)と書かれていました。
このような事故が二度と起きないように、また無辜の犠牲者たちの冥福を祈って、合掌。

  


さて、鐘楼の下に外国人観光客向けの案内所があるのを発見。
韓国33観音は日本人向けなので、ここで聞いてみることにしましょう^^

  


中に入ると、日本語の堪能な女性が一人。実ににこやかに対応してくださり、売店の上にあった事務所まで連れて行って下さり、そこで係りの人に引き継いで頂きました。
ちなみに、事務所はこの階段を上がったところです。

  


こちらが、頂いた3つの御朱印。御朱印代は5000ウォンとの事でした。日本円で、約500円なり。

  


深々とお礼をし、最後にやたらインパクトのある石仏に合掌一礼して、曹渓寺を後にしたのでした。




さて、ソウル中心部を少し移動して、ある裏通りへやって来ました。
 
  


別に何でもない、韓国ではよくある裏通りなんですが、ここを歩いていくと町内全部が廃墟となった街があります。

  


自分が初めて韓国に来たのは2007年頃だったと思います。
その時には、すでにこのような状態が広がっていました。

どんな理由でこうなってしまったのかは分からないのですが、大都会の本当に中心部で、これだけの街が何年も廃墟のままというのが不思議でなりません。

  


抜け落ちてしまった屋根の向こうに、今なお発展を続けるソウルの高層ビルが並んでいます。
きっと、この廃墟でも、かつては子供たちの笑い声と、お母さんが呼ぶ声が聞こえ、夕方には美味しそうな夕ご飯の香りが街じゅうに立ち込めていた事でしょう。

ここに住んでいた人たち、ここで育った人たちは、こんなになってしまった我が家をどのような思いで見つめるのでしょうか。

  


路地裏にいたネコ。自分はあまりネコは好きではないのですが、なんとなく撮ってしまう。
このように、韓国の路地裏でネコを見かけると、2002年に大ヒットした「ロマンティックな猫」の歌を思い出してしまうのです。

  


「ロマンティックな猫」。参考までに。

  


この近くに置かれていた、「グッドモーニング・エクスプレス」とかいう引っ越し会社のトラック。
トラックがここまでベコベコな会社に引っ越しを頼む気になれない。。。^^;;;
右のライトは透明なビニールテープで適当に補修してありました。

  


さて、夕方になってきたので夕飯タイムです。
今回は会社の先輩も渡韓しており、夕飯だけは一緒に食べる事にしています。

韓国で食べる食事は大人数で食べる料理も多いので、一人だとつらい^^;;
日本でも一人焼肉などはハードル高いけれど、そもそも一人だと入店を断られる事すらありますので。

で、やって来ました。3号線、新沙(シンサ)駅近くの「馬山(マサン)アグチム」本店!!

  


アグチムとは、慶尚南道の地方都市・馬山(マサン)の名物料理で、一口大に切ったアンコウと豆もやしなどの野菜を辛く蒸し煮にしたもの。
しか~~し、今回の我々の目的は、コレ!!

  


綺麗な水の中でゴソゴソ動くワタリガニたち。
そう、カンジャンケジャンというワタリガニの醤油漬けを食べに来たのです。
なんつったって、5月はカンジャンケジャンの旬ですから!!

とりあえず、カンジャンケジャン小サイズを注文。二人で5万ウォン(5000円)くらいと、決して安い料理ではありません。
とりあえずの、突き出し。

  


そして・・・・・

カンジャンケジャン
キタ━━━━━━\(゚∀゚)/━━━━━━ !!!!!


  


真っ赤な卵をたっぷり抱いて、もう~~たまりません!!
白いご飯に載せて食べれば・・・

もうね・・・   もう・・・・

お口の中がパラダイス*:.。..。.:*・゜(n‘∀‘)η゚・*:.。..。.:*・

  


甲羅の中の身をほじくって、ご飯を入れて食べると・・・・ 涙が出るほどの美味しさ!!

  


思わず焼酎も進む進む~~~。いい感じに酔っ払って、先輩と別れたのでした。
さて、時間もまだ早いので行きなれたヨンドゥンポに移動。何度行っても飽きない、大好きな街。

  


歩道には所せましと露店が並び、軽食はもちろん果物や日常雑貨、花束など何でも売ってます。

  


週末だけあって繁華街もすごい人手!!
かなりの酔っ払いさんたちが街に繰り出してました。自分もその一人ですが^^;

  


ちょっと道をそれて、夜のヨンドゥンポ市場を散策。
ここは観光客はほとんど来ない、地元向けの古き良き市場です。

  


豚の頭。日本だったら捨ててしまうものですが、韓国ではチェサという先祖供養の祭祀などでお供え物にしたりします。

  


夜のヨンドゥンポ。
ナイトクラブという、歌手の歌に合わせて男女で踊る中年向け出逢い系ダンスホールが、ビルの外まで大音響で演歌を流しています。

  


路上にいつも置かれている、ナイトクラブの派手な宣伝カー。
このピカピカの電源はどこから持ってくるんだろうかね??

  


そんなこんなで更けていったソウルの夜。
好きなだけ好きな所を歩きまくって、この晩はホテルに帰ったのでした。

さぁ、明日も韓国33観音巡礼の旅は続きます。


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