★三浦二十八不動巡礼記 第三番★
★岩戸山 満願寺★


三浦二十八不動尊 第三番目は、横須賀市岩戸にある「満願寺」となります。


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前回の第二番・大善寺の参詣から、実に九ヶ月ぶりの三浦二十八不動巡礼です。
最近何かと忙しくて・・・^^;


さて、この岩戸山・満願寺の縁起を少し記しておきます。
この満願寺は、当サイトの「小話あれこれ」でもたびたび紹介されている三浦一族にゆかりがあるお寺です。

第二番・大善寺でも紹介されている横須賀の名城・衣笠城で名高い三浦一族の名将、三浦大介義明の子供である佐原十郎義連(さわらじゅうろうよしつら)によって造営されたとされています。
このお寺に所蔵されている観音菩薩立像は国指定の有形文化財となっており、当時十九歳であった義連が平家追討のため、西国へ赴く時に地元の仏師を呼び寄せ、自分の姿に似せて観音像を彫らせたものとされております。

佐原十郎義連は、源平合戦の折に一の谷のひよどり越では一番乗りの手柄を立てた勇者とされ、弓の名手であるばかりでなく、落ち着きもあり、源頼朝から深い信頼を得ていたとされています。
そのため、頼朝の寝所の護衛を命じられたりしています。

義連が建久二年(一一九一年)に七五歳でこの世を去ったとき、義連を慕った多くの武将が後を追い自害したとされています。
このお寺の裏手にはかつて観音堂だった建物があり、その脇には今でもひっそりと義連の墓所が残っています。


▼さて、軽くおさらいをしたところで京浜急行は「北久里浜」の駅に到着しました。

  


▼駅近くの「逗子家」で腹ごしらえをしました^^

  


▼おなかがいっぱいになったところで、横須賀の町を散策しながら満願時に向かいます。

  


▼途中、お地蔵さんが台座と線香台だけになっていたりして、何だか気になる。

  


▼いつもは車で通り過ぎる佐原インターチェンジ。
 車では一瞬でも、じっくり歩いて眺めるとまた違った景色。
 
  


▼さらに歩きます。この日は気温34度。しかし風があるので気持ちがよい。

  


▼この信号を目印に曲がると・・・

  


▼道路は急に生活道路へと変わる。

  


▼途中の小川ではホタルがいるらしい。大切な自然を残していきたいものだ。

  


▼ついでに、こんな自然もw

  


▼途中で見つけた神社。鳥居が低いので頭上注意。
 かなり急な階段を延々と登ってみたが無人の社であった。

  


▼さらに少しいくと、看板が見えるので分かる。
 入り口じたいは路地みたいなので、この看板が目印。

  


▼中に入っていくと、すぐに綺麗な本堂が。

  


▼本堂に一礼して、本堂脇にある石段を登ってみる。

  


▼今は使われていない観音堂。
 中は何もないようだ。

  


▼その横にあるのが、佐原十郎義連の墓。
 両脇の五輪塔は鎌倉時代のものとされる。

  


▼後を追って自害した武将の墓だろうか・・・?

  


▼五輪塔をよく見ると・・・・

  


▼しっかりと三浦一族の家紋が!!

  


▼上を見上げると、風になびく竹のざわめきが心を涼しく感じさせる。

  


▼本堂脇の御朱印所は、開帳の期間しか開いていないそうだ。
 実は三浦観音や三浦地蔵の札所にもなっているようだ。

  


▼本堂脇の庫裏でインターホンを鳴らし、いただいた御朱印。
 三浦二十八不動でよくあるスタンプ御朱印である。
 御朱印所が開いてなかったので不安だったが、頂けただけでも満足^^

  


▼ついでと言っては何だが、観音様のものもいただいた。
 三浦家の家紋が輝かしい^^

  




深々とお礼を述べ、お寺を後に駅へと向かったのでした^^

このお寺は都会の喧騒から離れた静かなお寺だったので、かつての武士の時代に思いを馳せながらゆっくりと巡る事ができました^^




常磐に 堅き巖戸を 押し開き
   救いの声の もるヽ嬉しさ


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